家具には、無垢家具と突板家具があります。

無垢家具とは、その名のとおり無垢な木材を切り出し組み上げいく家具です。

突板家具は、ベニヤ板などを数枚、接着材を用いて圧着し、ある程度の厚さを出したものをくみ上げていく家具になります。

それぞれメリットデメリットがあります。

まず無垢は重量化があり頑丈で、使い込むほどに色合いが変化し愛着がわいてきますが、価格帯が高く、一枚板のため、変形する可能性があります。

しかし、腕の良い家具職人は反りなどをあらかじめ計算し組み上げるので、その心配は少なくなります。

材料となる木は、桐やケヤキ、ナラなどが日本では昔から用いられていますが、海外から入ってくるチーク材やチェリー材も人気となっています。

白っぽい色やブラウン、赤っぽい色など、材質によってさまざまな色合いが楽しめます。

突板家具は、比較的安価で購入できますが、無垢に比べると軽く、時間と共に接着剤が剥がれてくる可能性があります。